『ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない』 

ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない (マイナビ新書)

漆原 直行

マイナビ 2012-02-24

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いつの時代も、溢れるほど、ビジネス書が出版されている不可思議に迫っている。
ストンと腑に落ちる内容が、データでも、事例でも説得力を持って示されている。

 

本書は、ビジネス書を出す側と、「漠然とした不安」をいつも抱え、ビジネス書を読まずにはいられないビジネスマン双方の「思惑」が、見事に絡み合っていることを指し示している。
大学院の研究論文にしてもよいくらいの緻密な内容を持っている。
また、「社会現象の」本質、根幹というものを見事に捉えているので、この本は、 もっともっと、読まれるべき本と考える。

 

私は、ビジネス書市場というものは、非常に不思議なものだと思っている。
それは、ノウハウものあり、スキルものあり、成功体験本あり、自己啓発的なものあり、ほとんど異質なものが、ビジネス書という一つの括りで同居しているからである。
一言で、ビジネス書と呼んでいいの? という疑問をいつも持っている。
そして、「ビジネス書の定義っていったい何?」という疑問もいつも持っている。
多分、この点は、出版する側が、たえず「売れる本」を出版したいと考えているため、その結果、ごちゃ混ぜになってしまったのではないかと思う。
この状態は、読者にとって好ましいことではないと思っている。
それは、読者は、「たえず、ビジネス書って、いったい何なんだ?」と悩むからである。
いっそのこと、ビジネス書というジャンルを排し、自己啓発本、ノウハウ・スキル本、成功本というように、ジャンルではなく、呼び名自体を変えた方がいいのではと思っている。

 

 

(参考 『サラリーマンの本質』 も、なぜ、いつの時代も、同じような内容のビジネス書が出版され続けているのかを出発点にしている。)

 

 

 

 

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2013年10月5日