永遠の街 松山

・私は、松山で4年間をすごした。
素晴らしい街だった。
気候、食べ物、人柄、風景……みな素晴らしかった。
・しかし、何が一番良かったかと言うと、
その街には、「情緒」があった。
この街で、みんな暮らしているといった「生活の匂い」があった。
そう、この街ほど人々の生活が街に溶け込んでいる街はない。
肩を張らずに、少しも誇張することなく、溶け込んでいる。
日々の暮らしの落ち着き、生きていくことの楽しさというものが自然に感じられた。
・私は、そんな松山の街を見るのが好きだった。
ちょっとした道や路地を歩いたり覗いたりした。
いつまでも忘れることがない永遠の街である。

 

 

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