「一応」はビジネスにいらない ー やった事実の報告を

2024.03.23更新

 

私たちは「やりました」「確認しました」の前に、つい「一応」をつけてしまう。「一応」という言葉に上司は過激に反応する。

「どこまでやったか」が明確になっていないからだ。

 

「一応」という言葉に上司は過激に反応する

 

それでは上司は判断できない。

 

「一応」をなくすには、なぜ「一応」という言葉を使うか、考える必要がある。

 

「一応」は、「十分と言えないが、最低限の条件は満たしているさま」(三省堂「大辞林』)という意味だから、

完璧ではないことを自分が承知していて、自信を持てないときに使われるのだ。

 

 

なぜ「一応」という言葉に上司は反応するかといえば、「やった」こと、「確認した」ことをハッキリさせたいからだ。

それゆえ、「一応」という言葉が使われるとイライラする。

だから、はまるのだ。

 

逆に言えば、「やった」こと、「確認した」ことがわかれば、上司は安心する。

 

 

 

考えてみれば、自分が「やった」こと、「確認した」ことに100%自信を持てることなどあるのだろうか?

 

何をもって完璧と言えるのかという問題だってある。

 

だからこそ、「やった」こと、「確認した」事実が大事なのだ。

事実がわかれば、「やった」こと、「確認した」ことをベースに判断することができるからだ。

 

そんなことを考えれば、自分が「やった」こと、「確認した」ことを堂々と言えばいいことになる。

 

つまり、「やった事実」「確認した事実」を報告すればいいのだ。

 

 

「やった」こと、「確認した」ことを堂々と言える人は自信あり気に見える。

「出世する人」はそんな人ではないだろうか。

 

綾小路 亜也

 

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「やった」ことに、「一応」はいらない から

 

 

 

 

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