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ビジネスマン・ウーマンの生き抜く技術!

人をひとりにさせることも気づかい

いま、口を揃えて「ひとり時間」が大事と言うが、人も「ひとり時間」を大事にしていることまで気が回らない。
それは、人が「ひとり時間」を大事にしようとする兆候や瞬間がわからないのかもしれない。
人が「ひとり時間」を欲する瞬間を察知することも「気づかい」であり、好かれる秘訣でもある。

 

私は拙著『なぜ「できる社員」はビジネスマナーを守らないのか』の中で、「ひとり時間」を取り上げている。
「『できる営業社員』は出張先で上司と一緒に朝食をとらない」というタイトルを付け説明したが、私自身、出張先の朝食会場で、とても上司の「ひとり時間」をわかっているとは思えないビジネスマンに多く遭遇したからだ。
ホテルの朝食会場に行けばわかるが、上司はたいがい部下よりも先に来ていて、部下が来るころには朝食を済ませ、コーヒーを飲んだり新聞を読んだりしている。
ところが、部下は、「おはようございます」と挨拶し、上司がいるテーブルにトレイをどかっと置いて食事を始めてしまうのだ。

 

 

私は管理職なりたてまで、上司が席に座るとすぐ隣の席に座り、離れて座ることになっても上司の席の隣が空けばすぐにその席に移った。
また、駅構内や空港で上司がなにかを見つめていた場合も近寄って声をかけた。
こうした背景には、ビジネスマナーの本に書いてある「出張の際には上司とともに行動」といったことが頭にこびりついていたからだと思う。
つまり、上司を一人にさせないことが、上司への「気づかい」だと私は思い込んでいたのだ。
また、そんな「気づかい」をしない自分が不安だった。

 

いまの時代、「気づかい、気づかい」とあまりにも言われるものだから、自分から積極的にアクションを起こさなければならないような気持ちになる。
だが、「気づかい」をしないことも、また「気づかい」なのだ。
人は、「気づかい」をされて怒り出すことはない。
ただ、疲れているときやもの思いにふけっているときは、ひとりの時間と空間を持ちたいと思うから、「気づかい」を鬱陶(うっとう)しく思うときもあるはずだ。
そんなとき、あえて「気づかい」をしない人には、「気づかい」を受ける以上の気持ちを持つのだと思う。
そこで感じるものは、「気づかい」の「差」である。
「出世した人」はこのことを、どこかで知った人だと思う。

 

綾小路亜也

 

 

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