「やった」という動作はたえず重視される

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「ビジネスマンの守り技術③」

 

あなたは、今、「すぐやる」「テンポよくやる」という動作の意味を再確認していることと思う。
確かに、「やった」ことにより、気持ちもすっきりする。
顧客とのトラブルも少なくなるはずだ。
また、社内のさまざまな苦情を見たとき、この「やった」という動作が遅れたばかりに苦情となったケースが非常に多いことにも気づくはずだ。
しかし、まだ心の中にわだかまりみたいなものが残っていないだろうか?
それは、上からの指示で、「そんなこと、やったってしょうがないじゃないか」「そんなこと、やってみたところで効果なんて出るわけないじゃないか」と思える場合があるからだ。

 

たとえば、あなたの会社で新商品の企画が進み、あなたは上から、「取引先に新商品の反応を聞いてくれ」と指示を受けたとする。
しかし、あなたがどう考えても、そんなの新商品と呼べる代物ではないし、内容も陳腐である。
つまり、気が進まない。気が進まないから、やるという動作をためらうのである。
こうした状況は、サラリーマン社会にはきわめて多い。
「社内であることを試してみよう」というときも、きっとこんな感情を覚えることが多い。

 

しかし、考えなくてはならない重要なことが一つ抜けている。
それは、「ものごとやってみないと何もわからない」ということである。
自分の心にわだかまりがあっても、やってみることである。
先ほどの例で言えば、得意先に行ってみることである。
案の定、「なにこの商品?インパクトないね」「こんなの新商品って呼べるの」と言われる場合がある。
それでもいいのである。
それは、「やってみて、わかったこと」だからである。
そして、会社もそういう情報を知りたいから、あなたを得意先に回らせているのである。
つまり、会社は、やってみた結果が欲しいのである。
それを、上から、「どうだ反応は?」と聞かれて、あなたが「まだ得意先に行っていません」と答えた場合、どう思われるであろうか?
これが、サラリーマンが陥りやすい減点のパターンの一つである。

 

それに、若干、嫌な話になってくるが、どこの会社でも人事効果欄に「チャレンジ精神」「行動力」という項目が上の方に書いてあるではないか。
また、あなたは、会社からこんなことを言われたことはないだろうか?
「当社は、あなたの潜在能力を評価しているのではありません。それが行動となって現れるかどうかを見ているのです」と。
こんな先ほどの例のような些細なことが、現実問題として、あなたの「チャレンジ精神」「行動力」の評価につながるということを、頭の中に入れておいてもらいたい。

 

では、どうすればいいのだろうか?
ここも簡単である。まず、色々考えるよりは、やってみればいいだけである。
そして、やってみた結果を報告すればいいだけである。
その報告はあなたが思っている以上に会社は重く受け止めるはずである。
「そうか、そういうことか」と次なる展開を図れるからである。
会社自身も色々な施策がすべてうまくいくとは微塵たりとも思っていないのである。
それだからこそ、「やってみた結果」が欲しいのである。
しかし、あなたが冷静に、周りの先輩、同僚たちを見まわしてみると、こうしたケースでは、「まず行動ありき」という人と、そうではない人とに、大きく二つに分かれることに気づくと思う。
それは、その人たちの一種の癖といえるものである。

 

「やるべき課題」が与えられたら、すぐに腰を上げるという癖をなにがなんでも身に付けてもらいたいと思っている。
ここは、得点が大きく差がつく所である。
すぐやる、すぐ報告するといった動作ができているか、もう一度自分自身で検証してもらいたい。

 

 

ポイント
①ものごと、やってみないと何もわからない。
 だから、やるのである。
②「やった」という動作は、必ずあなたの評価にプラスに影響する。

 

 

 

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