サラリーマンの準備「一定の収入と人に仕えることに終わりを告げるとき」

サラリーマンには、毎月毎月、その額は変動するかもしれないが、一定の収入がある。
あたりまえの話である。だから、サラリーマンと呼ばれるわけだ。
しかし、この毎月毎月、一定の収入があるということは、すごいことだと気づく人はいるだろうか。

 

みなさんが憧れとしているかもしれない芸能人やスポーツ選手、小説家、作曲家、弁護士………。
毎月、毎月一定の収入ではないはずだ。言葉は悪いが、出来高制のはずである。
そして、世の中をざっと見渡しただけでも、意外と出来高によって暮らしている人は多いことに気づく。
さまざまな業種の請負を業とする人は出来高である。
また、みなさんがよく手に取るビジネス書に記載されているトップセールスマンは、出来高制の人である。
ここで述べた人たちは、一見華々しいかもしれないが、サラリーマンのように、毎月毎月、一定の収入が保証されているわけではない。
そう考えると、「サラリーマンって意外とすごいよな」と思えてくる。
この一定の収入があるから、自分の生活を賄い、家族を養い、子供を学校に行かせている。
つまり、それなりに、安定していて、生活が保証されているということだ。
このことは、意識の中には、必ずあるのだが、ついつい忘れてしまいがちである。

 

そんなサラリーマンだが、あるとき、このことを深く認識する。
それは、サラリーマン生活が終焉を迎えたときだ。すなわち、定年が視野に入ったときだ。
定年を迎えると、今は、多くの人は再雇用の道を選ぶかもしれない。
そのときは、毎月の一定の収入額は、がクンと落ちるはずだ。
そして、再雇用期間もすぎると、一定の収入というものは、年金のみとなる。
このことは、わかっているけれど、それを深く考えるときは、年をとってからである。
つまり、サラリーマンは、人に仕える、組織に仕えるという代償の代わりに、安定を買っている。
つらくてもつらくても会社に向かう原点がここにある。

 

しかし、ものごとには終わりがあるのだ。
バリバリ働いているときには、実感が持てないかもしれないが、サラリーマンも、この終焉に備えておいた方がいいと思うのである。
また、今は平均寿命も伸び、定年後の人生も非常に長い。
そのときこそ、あなたの人生なのかもしれない。なぜならば、サラリーマンは、人に仕え続けてきたが、ここで初めて、人に仕えることに終止符を打つからだ。
また、サラリーマンの苦しさでもあるが、今の仕事や職場、職場の仲間が嫌で嫌でたまらないにもかかわらず、生活のために頑張っているということもよくある。
しかし、一朝一夕では、今の給与水準を上回る職などそうそうたやすく見つけることはできない。

 

どうすればよいのだろうか?
私は、サラリーマンの終焉、あるいは、現在の職務の代替に備えて、「準備」をすることが必要な気がする。
それは、難しいことである。私自身出来なかったことである。
しかし、自分の人生の選択肢を増やす、自分の将来を幅広に考えるために、「準備」をしておくことは必要ではないかと思う。
さしあたり、自分の趣味、自分が生きがいに感じているもの、自分が没頭しているもの、また、過去に自分が得意としているものを思い浮かべてみて、「それで、飯を食べていけるか?」と考えてみるとことをおすすめしたい。
そう考えることは、意味がないわけではない。
そう考えただけでも、今の悩みが少しは楽になるかもしれない。
それは、今の悩みは、収入の安定のために自分の出口を塞いでしまっている場合が多いからである。
ただし、「他で飯を食っていく」には、くれぐれも周到な準備が必要である。

 

 

 

『サラリーマンの本質』終章でこの問題を取り扱っているので参照願いたい。

(参考)『サラリーマンの本質』-終章「サラリーマンへのすすめ」-「自分の違った道を考える」

 

 

 

 

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