電車の中の「端から端」のマナー

先日、通勤電車の中でトラブルを目撃した。
ある人が「もういい加減にしてくれ!」と叫んだ。だが、クレームをつけられた人は理由がわからず、キョトンとしている。
じつは、クレームをつけられた人は満員電車の中で立って本を読んでいた。
クレームをつけた人は、本の角や端が自分の顔に当たらないかずっと気にしていて、遂に堪忍袋の緒が切れたのだ。

 

「頭のてっぺんからつま先まで」という言葉がある。
文字どおり、体の端から端を示している。
だが、電車の中など公共の場では、この端から端の意味を問い直してみる必要がある。
この場合は、バッグやリュックなど自分の持ち物までが、自分の端なのだ。

 

残念ながら、冒頭に紹介した本を読んでいた人は、この端から端の意味に気がつかなかった。
この人にとっては、手に持っている本が自分の端になるのだ。
このことを意識しないでいると、電車が揺れるたびに、本が人の体に当たる可能性がある。本の角が目に入れば、大ごとになる。

 

満員電車の中で、さすがに新聞を広げて読む人はいない。
新聞を読む人は、たいがいドア近くの隅に立ち、しかも折り畳んで読んでいる。
しかし、折り畳んだとはいえ、新聞のてっぺんは自分の目よりかなり高いところにある。
この場合は、新聞紙のてっぺんが、その人の端になる。
その端が人の迷惑にならないか、人を傷つける可能性がないか考えることが必要なのだ。

 

 

いま、電車に乗り込むとき、「手荷物やリュックは前に抱えてご乗車ください」というアナウンスが流れる。
リュックを前に抱えるほうがいいのか、それとも背負っていたほうがいいのかについては、いろいろな意見があるようだが、視点をたえず、自分を取り巻く人に置くことが重要だ。
一般的に言えば、リュックを背負っていると、ハンドリングが利かない。
ハンドリングが利かないと、リュックは電車が揺れるたびに、人に当たる可能性があり危険性が高まる。自分の前はハンドリングが利きやすいから、リュックは前にということになる。
しかし、このことも臨機応変さが必要だ。
たとえば、座席に座っている人の前に立った場合、リュックを前にしていると、それこそ人の顔に当たる危険性がある。
そんな場合は、前に抱えたリュックを下し、手に持つなどの対応が必要だ。

 

公共の場では、自分の端から端は、手荷物までを含むと考えると、人を不愉快にさせたり、傷つける可能性が減ってくる。

 

 

 

 

 

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