2024.03.25更新
女性のリーダーは増えてきたが、問題はその先だ。
さらに出世するには何が必要か?
それは、次の自分をイメージすることだ。
直属の上司を自分に置き換え、
「自分なら、どうするか」を考えることである。
この点、男性には出世の歴史といったものがある。
たえず出世という観点で、上司を見てきたからだ。
そして自分が課長なり部長となったときは、「こんな課長(部長)になりたい」という像を描いてきた。
いわば出世の準備をしてきたということだ。
女性の場合はどうだろう?
今は、性別に関係なく、能力が認められる時代であり、
能力でリーダーという地位を勝ち取った人が多いに違いない。
その先はどうか?
男性の場合は、上の人を見て「自分なら、こうしたい」は、担当者のとき、課長のとき、 部長のときも途切れることなく続くが、
女性の場合、次の役職にいる自分を思い浮かべることができるだろうか?
「今の役職で頭がいっぱい」という人が多いと思う。
このことが、女性の昇進のネックになっている。
男性は上司をたえず自分に置き換えてきた
「自分なら、こうする」は出世をめざすなら、非常に大事だ。
心の中で、次の役職に座っているからだ。
「自分なら、こうする」と考えられることが、将来出世する人の特徴になっている。
すなわち、次の役職に向かう準備をしているということだ。
会社もそんな上位職への準備状況を見ている。
そして準備が整った職員から上位職につけている。
そうしたことから、出世する女性の特徴は、次の自分をイメージできる人なのだ。
女性の出世については、さまざまな記事が紹介されているが、意外にシンプルだ。
上位職への心の準備ができていない人を、会社は上位職につけることはないということである。
今の出世では、「課長にふさわしい人を課長にする」「部長にふさわしい人を部長にする」といった昇進基準が主流になっている。
ということは、男性であれ、女性であれ、課長や部長をイメージできない人は昇進できないということだ。
その下準備は、いま仕えている課長なり部長を、自分に置き換えてみることだ。
そうすれば、次の自分をイメージできる。
そんなイメージを持った人を、会社は見逃さない。
綾小路 亜也
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