インテリアコーディネーターとビジネスマナー

インテリアコーディネーターとビジネスマナー。一見、関係ないように思えるが、ともに「空間」がキーワードだ。
インテリアコーディネーターの視点で考えると、ビジネスマナーや一流の人の秘密もわかってくる。

 

インテリアコーディネーターは、「快適な住空間を作るために適切な助言・提言を行う」人であり、依頼者の「どんな雰囲気の空間に住みたいか」を実現する人である。(公益社団法人 インテリア産業協会HPより)
すなわち、インテリアコーディネータは―「空間」のアドバイザーなのだ。

 

問題は、ビジネスマナーのほうだ。
「えっ、ビジネスマナーと空間?」と、みんな思うはずだ。
ビジネスマナーといえば、「動作」と思うからだ。
しかし、ビジネスマナーこそ、「空間」で考えるべきだと思う。

 

 

私は拙著『「出世しぐさ」のすすめ』のなかで、「ビジネスでの失敗は、たいがいその場の雰囲気、光景にあっていないから起きる」と述べた。
たとえば、エレベーターの前の前でお見送りしているとき、見送る人、見送られる人の視界に入ってしまう人がいる。
見送る人、見送られる人からすれば、なんだか見送りの場面を阻害されたような感覚になるが、当の本人は気づいていない。

 

もちろん、こんなことは、一つひとつの動作を重んじるビジネスマナーの本には書かれていない。
しかし、「空間」で考えると、わかることが多い。

 

 

また、上司にご馳走になった部下が、上司が会計をすませるまで、レジの近くに立っている姿をよくみかける。
上司にお金を払ってもらうので、部下はそこに立っている。
しかし、そんな姿は、ほかのの客からすれば鬱陶しいに違いない。レジは入り口近くにあるから、通行の邪魔にもなる。
上司も、なにか監視されているような気がして、嫌なはずだ。
ほかの客の目、上司の目を考えると、その「空間」に立つことは好ましくないのだ。

 

 

「空間」を考えると、次から次に、ビジネスマナーが見えてくる。
知らずに人に迷惑をかけたり、不愉快な思いをさせているときは、たいがい、今いる「空間」を意識していないことが多い。

 

「空間」を意識すると、「一流の人」の動作もわかってくる。
いま、盛んに、「一流の人」の所作について書かれた本が出版されている。
そんな本を読むと、一流の人の所作をなんとなくイメージできるものの、自分に置き換えることができない。
それは、一流の人の所作を平面で考えているからである。

 

一流の人は、毅然と、また優雅に見える。
この「毅然と、優雅」は、「空間」のなかで感じとった印象なのだ。
私は、一流の人の所作の秘密は、「自分の体を立体で考えられ、しかも自分の四角柱をくずさないまま動作をとれる人」と拙著のなかで述べた。

 

 

一つひとつの動作も重要だが、「空間」のなかの自分を考えてもらいたい。
そのことが、人への配慮につながり、あなたを毅然と、優雅に見せるはずである。

 

綾小路亜也

 

 

(参考)「空間」について述べた記事

 

「体を立体で考えると、一流の人の動作になる」

http://shinyuri-souken.com/?p=48685

 

「見送る姿を見かけたときは、視界の外に」

http://shinyuri-souken.com/?p=51355

 

「上司にご馳走になったとき、お礼は店の外で」

http://shinyuri-souken.com/?p=51377

 

 

 

『「出世しぐさ」のすすめ』から

「出世しぐさ」のすすめ

本の目次

スマホで読む方法

 

 

 

玄関にランタンを吊るした。
この「空間」になにかほしいと考えていたからだ。

 

 

元は、キャンディーが入っていた。
キャンディーが入っていた素焼きを見て、なにか利用できないかと考えた。

 

 

 

◆新百合ヶ丘総合研究所の「こっそり差をつけたい」人への本

 

ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!

 

なぜ「できる社員」はビジネスマナーを守らないのか

 

企業で働く 営業女子が輝く35のヒント

 

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http://shinyuri-souken.com/?p=28756

 

 

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