職場へのみやげは、あなたを知ってもらうチャンス!

2018.11.11更新

最近の「気づかい」「気くばり」の本には、職場へのみやげについて触れた本が多く、「みやげを持っていたほうがいい」と書かれている。
しかし、かつては否定的な意見もあった。
私も職場へのみやげを躊躇(ちゅうちょ)した一人だったが、あるときから持っていくようになった。
なぜ、職場へのみやげを持っていったほうがいいのか考えていきたい。

 

私はみやげのことを考えるだけでも億劫(おっくう)だったし、1000円程度の菓子をわざわざ会社に持っていくのも変な話だと思っていた。職場の人に渡すときもどこか気恥ずかしかった。

 

考えてみれば、私が思ったことの裏返しがみやげの意味なのだ。
ちょっと、整理してみると、

  1. みやげのことを考えるということは、自分の休みや出張の間、カバーしてくれた職場の人を考えるということだ。
  2. わざわざ旅行先や出張先から持ち帰るということがみやげの意味であり、そこに価値がある。
  3. みやげを渡すことによって、コミュニケーションが生まれるかもしれない。

これらすべてをひっくるめたものが、みやげの価値だということに私は気がついた。

 

 

もう一つ、大きな意味がある。
それは職場の人からみやげをもらったときのことを考えるとわかる。
旅行先がわかるのだ。
旅行先から、家庭でのパパぶり、ママぶりのようなものが伝わってくるときがあり、その人の意外な側面を垣間見ることがある。
そんなことを感じると、なんだかとても嬉しくなり心もあたたまってくる。
プライベートな情報をちょっと垣間見ただけで、急にその人との距離感が縮まったような感覚にさえなるのだ。
また、出張先からのみやげをもらうと、「青森に行っていたのか。遠くてたいへんだったろうな」と、その人の頑張っている姿が浮かぶ。

 

 

私たちは、毎日顔を突きあわせて仕事をしているのに、職場の人のことを知らない。
家族構成も知らず、その人の楽しみや趣味も知らない。
その人の家庭での姿、生活の場面など想像もできないのだ。

 

仕事だって同じだ。
職場の人が出張に行った場合でも、その人が得意先などに説明している姿など想像できない。
どこに、なにをしに行ったのかさえわかっていないことが多い。

 

みやげをもらうと、一瞬でも、その人の姿を垣間見ることができる。
つまり、その人を知るということだ。
私は、このことが、職場へのみやげの効用だと思うのだ。

 

だが、みやげをもらうと、一瞬でも、その人の姿を垣間見ることができる。
つまり、その人を知るということだ。
私は、このことが職場へのみやげの最大の効用だと思うのだ。

 

 

仕事のやりやすさというものは、自分を知ってもらっているかどうかに左右されることが多い。
自分のことを知ってもらうと、職場の中で共有間のようなものが生まれる。
職場の人は家庭の事情などを察してくれて、子供が熱を出したりしたときは、「早く帰って」と声が生まれ、明日、子供の運動会といった場合は、「ママも頑張って!」などと声がかかる。
職場へのみやげに端を発して打ち解けるような空気が生まれ、その結果、仕事も頼みやすくなることがあるのだ。

 

出張の際に買ったみやげも、いまの自分の仕事と状況を知ってもらえる。そうすると、職場内で応援するような雰囲気が生まれ、仕事も頼みやすくなる。
「職場へのみやげ、どうしようか?」と悩むようだったら、買って帰ることを、私はすすめたい。

 

綾小路亜也

 

2019年新春発売予定の
『「出世しぐさ」のすすめ』から抜粋

 

 

 

 

 

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