最近の出世術の傾向

最近の出世術は、アピール、目立つではなく、「振る舞い」に重点が置かれている。
地位を得た人ー出世した人の「振る舞い」に焦点を当てている。
私が紹介した『「ぜひとも、あなたに」とお願いされる ハイクラスな人の気配りの習慣』はハイクラスの人の習慣を取り入れることを提案し、『一流に見える服装術 センスに関係なく「最適な服」が選べるスーツスタイルの教科書』は、服装への無関心が仕事の成果の大きなハンディキャップになっていると指摘している。

 

今回紹介する『「一流の存在感」がある人の振る舞いのルール』には、「出世」「昇進」という言葉が何度も使われている。
一流な人になるため、つまり出世するには「振る舞い」が大事なことを示している。

 

だが、「一流」「振る舞い」という言葉にアレルギーを持つビジネスパーソンは多く、「そんなことより、中身だろ」と思っている。
しかし、「振る舞い」が出世に大きく影響してくるとなると、話は違ってくる。

 

 

いろいろ考える前に、『「一流の存在感」がある人の振る舞いのルール」の内容を、ちょっと覗いてみたい。

 

この本の冒頭に「鏡に映る表情は『いつもの自分』ではない」というショッキングなことが書かれている。
「一流は、「他人の目」で鏡に映る自分を見ている」を見ているというのだ。
グサリとくる言葉だ。

 

また、「多くの人は輪郭線を引いてから、その中を塗ったり書いたりしていく」という記述もある。
人のイメージを言っている。これも当たっている。

 

「いつまでも『新人のような名刺交換』をしない」とも言っている。
たしかに、地位を得た人はビジネスマナーの本に出てくるような名刺交換はしていない。

 

接待も、「VIP相手なら「19時以降」スタートはNG」とも言っている。
当たっている。

 

「店員への態度が原因で昇進を見送り」なんていった内容も出てくる。
実際にあった逸話のようだが、そんなことは実際にある。

 

 

この本は「エグゼクティブ・プレゼンス」を著した本だ。
「エグゼクティブ・プレゼンス」は、「社会的な地位や職位の高い人、プロフェッショナルに求められる品格を感じさせる雰囲気」であり、わかりやすく言えば、「存在感」や「オーラ」だ。
「それが感じられないことが昇進や契約を妨げる理由にもなり、エグゼクティブ・プレゼンスの差は、成功できる人とできない人の差になる」と著者は述べている。
注意すべきは、それは後天的なものだということである。

 

 

出世は偶然の産物ではない。
この意識がないと、異動のたびに「なぜなんだ!」を繰り返してしまう。
異動のたびに悔しい思いをしているビジネスパーソン向けに、私は『ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!』を書き、出世は、自分でタイミングを「合わせる」「引き寄せる」「早める」「逃さない」という4つの動作が必要なことを述べた。
出世のタイミングを「引き寄せる」「早める」の章では、その人の存在を知らせる要素が必要なことも述べた。

 

そう、出世には、その人を存在を知らせるもの、その人を想起させるものが必要なのだ。
これを、最近の本では、一流の人の特徴で示している。
正直、地位が人を作るという面があることは否めない。地位を得たから、気持ちの余裕が生まれということもある。
つまり、鶏が先か、卵が先かという話だ。
だが、出世をした人が一定の特徴を持っているとしたならば、やはり見逃せない事実である。

 

そんなこともあり、出世した人、地位を得た人はだいたい解明されている。
しかし、これから出世する人となると、なかなか解明できていないと思うのだ。
私の記事や本は、「これから出世する人」をテーマにしている。
私はそのヒントを、ビジネスマナーの解釈の差に求めている。だから、ビジネスマナーの記事を書いているが、なかなか難しいテーマだ。
ただ、出世には、ついつい忘れがちになる動かざる2つの法則があることはたしかだ。
一つは、後天的なものだということだ。自分で、出世する要素を身に付けるということである。
もう一つは、棚からぼた餅ということはなく、自分でハンドリングしなければならないということだ。
主語を自分にし、目的を持たなければ手に入れることができないということである。

綾小路亜也

 

 

 

「一流の存在感」がある人の振る舞いのルール

 

 

 

 

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ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!

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本の目次

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2018年5月26日 | カテゴリー : 出世する人 | 投稿者 : ayanokouji