「何かを生み、何かを残した」ことが高評価のコツ

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「何かを生み、何かを残した」ことが高評価のコツ

 

ビジネスパーソンはかならず評価を受ける。
だが、上司からの評価に納得しない人も多い。

 

それは、そういう人ほど、組織のために頑張ってきた人だからだ。
誰よりも他部署からの電話を受け、対応してきたし、自分が所属する組織のために残業を重ねて資料も作った。そして、誰よりも部下を指導した。
実際、朝早くから夜遅くまで頑張った。
自分の組織の人からも、他部署の人からも信頼されていたと思うのだ。

 

それなのに、上司の評価は低い。「いったい、なんなのだろう? とても、やってられない」と思う。
実はこうした現象は日本中で起きている。
しかし、いままで、会社も上司も、こうして頑張ってきた人の評価については、上手く言葉にして説明することができなかったのである。
だから、評価に納得しない人は、原因もわからないまま、毎年、行動が報われない形で終わっていた。

 

 

そこで、一生懸命頑張っている人のために、ちょっとアドバイスを送りたい。

 

たとえば、自分の組織のために、いつも会議資料などを一生懸命作っている人。
きっと、上司はそのこと自体に対しては感謝もしているし、評価もしている。
しかし、そのことが、組織に形として残ったは言えないのである。

 

組織に形として残るというのは、資料でも、ルールだったり仕事の進め方の標準マニュアルやフロー図だったり、汎用の企画書だったり、想定問答集だったり、顧客対応集なのではないだろうか。

 

また、部下指導でも、組織に形として残るということは、部下を指導した結果、部下が戦力アップして部下の担当が増えたりすることではないだろうか。

 

営業部門もなかなか売り上げ目標をクリアーすることは難しい。それでも組織に形とし残るものは、未取引だったA社に食い込んだとか、新しい地域や分野に進出することができたということではないだろうか。

 

つまり、会社や上司は、結果として、「何かが生まれ、何かが残っていない」と評価しづらいのである。
だから、「一生懸命頑張ってくれたけど……」となってしまう。

 

 

みなさんが悔しい思いから脱却するには、この「何かを生み、何かを残す」ということを強く意識してもらいたい。
「そんな評価のために、オレは仕事をしているんじゃない!」という人も多いかと思うが、一生懸命やっているならば、それをメモ書きにしてでも残してもらいたいと思う。

 

先ほどの部下指導の例で言えば、「〇月〇日 △時~△時まで実施」というように記録にとどめてもらいたい。それを、自己評価の際に転記すればいいではないか。
これを見た上司は、「こんなにもやってくれていたんだ!」と感動し、感謝する。
このことが、みなさんの行動が形に残ったということであり、あとの論点は部下の成長ぶりということになる。
部下が成長したならば、結果も生んだのである。

 

みなさんが作成した資料とて同じである。
その資料には、かならずや組織の特徴、課題、今後につながることが書かれたペーパーがある。
そのペーパーは、組織のルール化、標準化、提言にもつながる。このペーパーを基に、組織で議論したり、上司に進言したならば、それは組織に形として残ったことになる。

 

このようにみなさんの働きぶりが、形として残ったとき、上司の評価の俎上に乗る。
上司も、みなさんが残した形を一生懸命吟味するはずである。
上司の吟味が始まるようだと、評価は高くなっていく。

綾小路亜也

 

 

 

なお、評価に当たっては、正直、目標設定時に、会社や上司が評価しやすい目標を立てたかということにも大きく左右される。
この点については、記事「数値ができる目標を書く」http://shinyuri-souken.com/?p=12279を参照いただきたい。

 

 

また、一生懸命やっている人ほど、異動発表のたびに「なぜ?」と思うことが多い。
ここにも、カラクリのようなものが存在するので、興味のある方は、拙著『ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!』を参照いただきたい。

 

 

 

 

 

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