快適さとマナーは裏表の関係にある

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快適さとマナーは裏表の関係にある

 

窓をいっぱいに開け、ミュージックの音量を最大にして、一台の車が通り過ぎた。
運転をしている人に目をやると、窓から入る風を顔に受け、いかにも気持ちよさそうだ。これなら、この人は今日一日ご機嫌に過ごせると思う。

 

だが、自宅を出て、これから最寄りの駅に向かう通勤・通学する人の耳には、その音はガンガン響く。その人たちは「えらい一日の始まりになってしまった」と思う。また、付近の住宅に住む人の中には、休みを取って、家でゆっくり休養しようとしていた人もいるし、昨晩遅かったので、ゆっくり起きようと思っていた人もいる。その人たちにとっては、睡眠を邪魔する音となる。

 

つまり、運転をしている人にとってはすこぶる快適なことが、他の人にとっては、はなはだ不快だということである。

 

 

このようなことは、無限に存在する。
朝の電車の中でスマホで自分のお気に入りの音楽を聴いている人は快適だろう。いい一日のスタートだと思う。だが、その音が周囲に漏れていた場合は、周りの人にはその音は耐えられない。
スマホでゲームも楽しい。ただ、操作するたびに、肘が隣に座っている人の体に当たれば、隣の人は席を替わりたい一心だろう。

 

新幹線で移動中、座席の前のテーブルにノートパソコンを広げ、会社の業務をする。移動時間を無駄にしないという意味で、すごく効率的に思える。
だが、キーボードを叩く音、パソコンの操作で、隣の人はゆっくりできない。隣の人にとっては、散々な旅行になる。

 

キャリーバッグを引いて駅構内を歩く。手に持つ負担が消えて楽だ。だが、そのキャリーバッグが邪魔になり前へ進めない人もいる。また、キャリーバッグにつまずきそうになる人もいる。

 

 

マナーは他人を思いやることだと言われて、みんな頭ではわかったような気になる。
だが、現実には、その「仕組み」がわからないでいる。

 

そんなとき、「自分が快適なとき、不快に思う人はいないか」と考えると、マナーが見えてくる。とるべき行動が見えてくる。
自分の快適さ、便利さと、人の不快とが裏表の関係になっていることが多いからである。

綾小路亜也

 

 

 

 

 

 

 

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