マナーは覚えきれないから、自分の頭で考えなくなっている

このエントリーをはてなブックマークに追加
マナーは覚えきれないから、自分の頭で考えなくなっている

 

マナーは次から次に生まれる。スマホだって、メールだって、キャリーバッグだって昔はなかった。
だから、スマホを使うときのマナー、メールを打つときのマナー、キャリーバッグを使用するときのマナーが生まれる。

 

それと共に、他人という視点をベースに、マナー研究家やマナー講師の人たちが「そんなマナーあるのか?」と思えるマナーを生み出していることも事実である。

 

いつだったか、ハンバーガーを食べるときのマナーという記事を見て、腰を抜かした。
ナイフとフォークを使いハンバーガーを一口サイズにして、フォークで食べるという内容だったが、それは、もはやハンバーガーではない。

 

この記事は、マックやモスバーガーでハンバーガーを食べる場合ではなく、一流のレストランやホテルでハンバーガーを食べる場合のことを想定しているが、私からすれば、一流を気取る店がハンバーガーを出していること自体おかしく思えるし、そんなレストランやホテルなど、ぜったいに行きたくない。

 

だが、そんなレストランやホテルでハンバーガーを食べるときは、ハンバーガーの具が落ちて、テーブルや自分の衣服が汚れることを考えなくてはならないし、食べ方も、見た目、きれいでなくてはならないと思う。
ただ、それはマナーにするほどのものではなく、臨機応変の世界だと思う。

 

 

いずれにせよ、マナーは今後も増え続けていくことになる。
そして、誰がどう考えても、増え続けていくマナーをいちいち覚えていくことはできない。

 

だからこそ、マナーは自分の頭で考えないといけないという結論になるが、逆に、私たちは、マナーが多すぎるために、ここで自分の頭で考えるという作業を放棄してしまっている。

 

これだと、永遠にマナーの本やマナーの先生方に頼らなくてはならなくなる。

 

 

私はビジネスマナーの本を書いたことがあるが、それにはきっかけがあった。
私は、多くのビジネスマンやビジネスウーマンと得意先に同行したが、ビジネスマンやビジネスウーマンは、いつもビジネスマナーが守れているか不安だということに気がついた。
なにかするたびに、「ビジネスマナー、正しく守られているでしょうか?」という不安げな顔をして私を見る。

 

私はこれではいけないと思った。彼らは、ビジネスマナーばかり気にして、ビジネスに集中してないからだ。
そんな彼らの不安気な態度が、ビジネスにも影響している。

 

 

私の経験からすれば、ビジネスマナーの本に書いてあるようなビジネスマナーができていなくても、それがビジネスに影響するかといえば、そんなことはけっしてない。
焦点とすべきは、「自分勝手かどうか」ということである。
だから、私は本の一番に「『できる社員』は折り返しの電話をもらわない」を書いた。それは、自分の用事で相手に電話をかけたなのに、相手から折り返しの電話をもらうことなどは、自分勝手極まりない行為だからである。

 

マナーやビジネスマナーは覚えていっても、ぜったいに覚えることはできない。
しかし、こうは考えられないだろうか?
マナーやビジネスマナーを自分の頭で考えること自体がマナーやビジネスマナーに他ならないと。
つまり、自分の頭で、人のことを考えることがマナーやビジネスマナーなのである。

 

そして、マナーやビジネスマナーは「知っている」「知っていない」より、自分の頭で考えることができたか、できないかの方が、よほど重要である。

綾小路亜也

 

 

 

 

 

 

新百合丘総合研究所のビジネスマナーの本

なぜ「できる社員」はビジネスマナーを守らないのか

本の目次

なぜ「できる社員」はビジネスマナーを守らないのか

スマホで読む方法

 

 

2017.07.25発売!
印象アップに踏み切れない人が、ある日突然注目を浴びるハンコの押し方
印象アップに踏み切れない人が、ある日突然注目を浴びるハンコの押し方

本の目次

 

 

 

新百合丘総合研究所の「こっそり差をつける」本のシリーズ

ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!

企業で働く 営業女子が輝く35のヒント

 

 

ブログとはちょっとタッチが違う
メルマガ「本に書かれていないビジネスの流儀」の情報
http://shinyuri-souken.com/?p=28756

 

 

Amazonカスタマーレビューで人気の「新百合丘総合研究所」が選んだ
「おすすめのビジネス書」 「注目を集めた本」

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です