「その通りと思います」は同感の言葉ではない!

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「その通りと思います」は同感の言葉ではない!

 

「その通りと思います」を相手の同感と受け止めるか、受け止めないかによって、ビジネスは大きく変わる。

 

言葉面だけ見ると、まさに同感されたことになるが、「その通りと思います」のあとに、心でささやかれる言葉があるのではないだろうか?
それは、「それはそうかもしれませんが、私は違うと思います」「だが、それでは上手くいきません」などの言葉である。

 

この相手の思いは、「その通りと思います」のあとに、「が」が付け加えられると、顕在化する。
そして、みなさんも、会議の席などで、「Aさんのおっしゃることは、その通りと思いますが、……」と発言している。
つまり、「その通りと思います」は、相手の心の中に別の気持ちが完成されていることを示す言葉だと、私は思っている。

 

それでは、なぜ相手は、「その通りと思います」という言葉を使うのだろうか?
それは、相手はこちらの気持ちを気づかっているからである。
すなわち、「その通りと思います」は、気づかいの言葉だと、私は思っている。

 

実は、私は「その通りと思います」の言葉の真意がよくわからないでいた。
そして、「その通りと思いますが」は部分肯定の言葉だと解釈していた時期があった。
しかし、ビジネスマナーを研究しているうちに、この言葉は、気づかいの言葉であることが段々とわかってきた。

 

だから、みなさんは、得意先から「その通りと思います」が出てきたときは、相手の心の中には違う結論が形成されていると思った方がいい。
ここを同感、肯定と受け取ると、ビジネスは進捗しない。

 

このことは、考えてみるとわかる。
相手が、こちらの提案に関心を持ったときは、「ちょっと高い」「いま一つピンと来ない」「費用対効果は」など提案に沿った発言をするからだ。
それが、「その通りと思います」だと、相手は、こちら側の主張を全面肯定することにより、一線を引いている。
これでは、そこから先、進みようがない。そんなときは、こちら側の提案を一から見直す必要があると思う。

 

 

相手の一見、肯定とも受け取れる言葉には注意が必要である。
ビジネスマンやビジネスウーマンは、よく上司の「まあ、いいか」という言葉にも遭遇する。
この言葉を、「ぎりぎりセーフ」と受け取るか、「本当はアウトだが、セーフにしてもらった」と受け取るかで、ビジネスマンやビジネスウーマンのその後は、大きく変わることにも注意を払ってもらいたい。(興味のある方は、拙著『ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる! 』を参照願いたい)

綾小路亜也

 

 

 

 

 

 

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