ミスはつながっている

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ミスはつながっている

 

ミスはつながっているというと、ものすごく暗い感じになるが、ここでお話しすることはそうではない。

 

ミスはつながっているから、一つのミスの発生を防ぐと、同じようなミスを防ぐことにつながるというポジティブな話である。

 

ミスは、確認不足によることも多いが、確認しても見逃してしまうミスも、また多いのではないだろうか?
そして、ミスは一見、バラバラに発生しているように見えるが、根っこの部分ではつながっているのではないかというのが私の説である。

 

しかも、よくよく考えてみれば、自分の弱い部分でつながっている。

 

私は、文字を見誤るというミスをよく犯した。
大事なお客さまの氏名を、名字で間違えるということはなかったが、名前を何度も確認したはずなのに、誤変換を見破ることが不得意だった。
誤変換した名前が妙にしっくり来て、どうしても見破れなかった。

 

また、13時、15時、17時、19時も不得意だった。
会議や、お客さまへの訪問時刻を手帳に13時としっかり記入し、事前に何度も確認したはずなのに、13時が15時へと目と頭が変換されてしまうことも多かった。
つまり、私の場合は、文字の確認の「確認」が弱かったことになる。

 

重要なことは、ミスの現象はまったく異なるように見えるが、ミスの原因になっているものは同じだということである。

 

そして、私の場合で言えば、文字誤りによるミスは、どこで火を噴いても不思議ではなかったということである。
たまたま、お客さまの名前誤りと会議や訪問時刻間違いという現象で火を噴いたにすぎない。
そんなことを考えると、資料の数字間違いで火を噴いたかもしれないのである。

 

しかし、そんなミスに対して「今後十分に確認します」と言っても、自分の弱いところだから、また起きる。
確認方法を変えない限り、どこで発生するかはわからないが、ミスは発生し続ける。

 

私の場合で言えば、手帳に13時、15時、17時、19時と書き続けることにより、また発生する。
そんなときは、ミスが発生しづらい「午後1時」と書くことである。

 

また、パーティーなどに出席する人の氏名の確認も、自分では確認の限りを尽くしても、またミスが発生する可能性が高い。
そんなときは、名前の部分を1文字1文字に区切り、1文字ごとにチェックを入れるか、人と読み合わせることである。

 

ミスは発生現象だけ考えても、けっして減らない。
しかし、自分の弱いところに気づき、その確認方法を変えることにより激減する。
それは、ミスは自分の弱いところでつながっているからである。

 

綾小路亜也

 

 

 

 

 

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