2021.12.28更新
最近ブログなどで、女性には同感するのではなく、共感することが大切と書かれた記事がよく紹介されている。
私は、まったくそのとおりだと思う。
男性の上司は、女性からの意見を、すぐに同感できるかどうかという物差しで聞いてしまうからだ。
しかし、男性の上司は、女性に共感することは大事だと頭ではわかったつもりでも、やはり苦手だ。
男性の上司は、自分が同感できるもので、かつ具体策が思い浮かべるものは、女性の意見を基に解決策を講じるかもしれないが、
自分が同感できないもの、具体策をイメージできないものは、ただ単に話を聞くにとどまってしまう。
さて、どうするかだ。
一つには、現在の会社や職場の状況などを、普段からよく女性の部下にも話しておくことが必要だ。
それは、拙著『企業で働く 営業女子が輝く35のヒント』にも書いたが、
女性はものごとの道理や仕組みといったものを大事にし、ひとたびその道理や仕組みがわかると、ものすごいパワーを発揮するからである。
もう一つの方法は、あることに意見を言った女性の部下には、いっそのこと、その仕事を任せてしまうという手がある。
それは、けっして女性に限ることではないが、多くの女性の部下は、やはり「やらされ感」を強く持っている。
そんな「やらされ感」を持った女性の部下が、実際にやってみて、出てきた意見であることに着目する必要がある。
それならば、いっそのこと、実際にやってみた女性の意見を尊重し、任せてみるという方法は最も効果的だ。
綾小路 亜也
『ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!』
女性の部下には無理に共感するよりも、任せてみる から
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