重宝される人より、惜しまれる人に ー 異動のタイミングを自分で

2024.03.18更新

 

上司には異動させたくない部下がいる。
職場にいると助かる部下だ。

しかし職場で重宝される人は、意外に出世で苦戦してしまう。

 

 

在籍期間が長くなるからだ。

 

みなさんは組織人であるから、自分の異動をきっと組織の観点でも考えるはずだ。

 

組織のことを考え、それゆえ「あと一年」と考えることも多いと思う。

 

みなさんが上司に「あと一年頑張りたい」と伝えると、たぶん上司は喜ぶ。

 

上司は活躍しているみなさんをいつまでも手元に置いておきたいからだ。

組織の戦力ダウンを避けたいからである。

 

こうして、重宝される人は、在籍期間が長くなる

 

 

重宝される人は在籍期間が加算されていく

 

その結果、その労苦が報われ、その部署を去るときに自分の希望が叶えば言うことはないが、

残念ながらそうはならない。

 

そして次の職場でも頑張り、成果を上げる。

すると、また次の職場でも重宝がられ、在籍期間が長くなる。

 

 

出世に苦戦している人は、このような形で出世のタイミングを逃しているのではないだろうか?

 

 

そのとき考えたいことは、

組織を去らなければならない日は必ずやって来るという事実

 

 

組織を去る日は必ず来る

 

活躍している人が組織を去るときは、いったんは組織の戦力はダウンするだろう。

 

しかし、よくよく考えれば、

その時期は、今だろうが、一年後だろうが、二年後だろうが、組織がいったん戦力ダウンするという意味では同じだ。

 

ダウンする時期が異なるということだけではないだろうか。

 

もちろん、組織にとって、ダウンする時期が問題だということはある。

 

しかし、ここも考えてみれば、そうした戦力ダウンを補うために組織がある。

また、組織の人が育つときは、活躍している人が抜けた穴を埋めるときだ。

 

 

組織のことを考えることは社会人として重要なことだ。

しかし、組織のことを心配するとき、そんな組織の機能のことも考えてもらいたい。

 

異動のタイミングを自分の手で握ることが必要だ。

 

綾小路 亜也

 

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