上司におごってもらったときは、体も引き下がる

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『なぜ「できる社員」はビジネスマナーを守らないのか」で書き残したことがある。
それは、先日、若いビジネスマンから「私のビジネスマナーを見てください」と言われ、私が昼食をおごったときに感じたことである。

 

それは、「上司におごってもらったときは、体も引き下がる」である。

 

よく、上司におごってもらうことがある。
そんなとき、部下は、お礼の意を尽くそうとして、上司が会計しているとき、レジの傍でずっと待っていることが多い。

 

しかし、上司は、そんな会計をしているとき、あまり傍に立たれると、あまりいい気はしない。

 

この上司の感覚が、どこから来るのかは、けっこう複雑である。

 

一つには、金額がわかってしまうということがある。
また、照れくささのようなものもある。
あるいは、いつまでも、自分にまとまりついていることを、鬱陶しく思うのかもしれない。

 

もっと言うと、上司の中には、自分の財布の中身を知られることを嫌う人がいるかもしれない。

 

それでは、こういう場合、部下は、どうしたらいいのだろう?
答えは一つ。それは、お礼を言い、上司が会計している際に、店の外で待つことである。
そして、会計を済ませた上司が店から出てきたときに、改めて、「ごちそうになりました」ということである。

 

こんなことは、ビジネスマナーの本には書いていない。
しかし、非常に惜しい記述のビジネスマナーの本があった。

 

その本には、「上司がごちそうしてくれる場合は、お礼を言って引き下がります」(『DVDで学ぶ!できる人のビジネスマナー 』西東社)と、記述されていた。

 

しかし、この本で書かれている「引き下がります」は、上司の申し出を素直に受けることも必要という意味だと思う。

 

そして、私は、同時に体も引き下がってもらいたいと思うのである。

 

さて、「できる人」、「気がつく人」は、こんな上司が会計をしているとき、傍で立っていることに、なにか違和感を感じる。
この違和感が、私は、ビジネスマナーの根幹だと思っている。

 

そして、ビジネスパーソンが、ビジネスの場で、上司と一緒のとき、得意先を訪問するとき、お客さまと一緒のとき、違和感を覚える瞬間を、拙著『「できる社員」はビジネスマナーを守らない」に思いつくまま書いたつもりだったが、どうやら、漏れがあったようだ。

 

同署には、本題と似たような上司の気持ちを表現した「『できる社員』は出張先で上司と一緒に朝食をとらない」を掲載しているので、興味のある方は、参照願いたい。

 

・なお、本テーマの補足編を3月12日配信予定の私のメルマガ「本に書かれていないビジネスの流儀」に掲載しているので、興味のある方は、併せてご確認いただきたい。
テーマは、「上司が部下に見られたくない一瞬」である)

 

メルマガ「本に書かれていないビジネスの流儀」の情報
http://shinyuri-souken.com/?p=28756

 

 

なぜ「できる社員」はビジネスマナーを守らないのか

本の目次

なぜ「できる社員」はビジネスマナーを守らないのか

 

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