マスクをしたモアイ像

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私はかなり以前に、「満員電車の中のモアイ像」というブログを書いたことがある。

 

私は満員電車の中で、人と立つ向きが違う人のことをいつも不思議に思っていた。

 

たしかに、満員電車だから、途中の乗降の関係で一時的に、人と立つ向きが異なってしまうことはよくある。
また、ぎゅうぎゅう詰めの状態で、致し方なくなるときもある。
しかし、そんなときでも、少し頭の角度を変えてくれれば、人と対面状態にならない。

 

だが、そんな対面状態をいっこうに気にしないで、やはり平然と立っている人がいる。
私は、その人を「満員電車の中のモアイ像」と名づけたのである。

 

さて、いまの季節は、マスクをしている人も多い。
もちろん、マスクを予防のために、また花粉症対策でしている人は多い。

 

しかし、本人が風邪などのためにマスクをしていることも、また多い。
そして、本来、マスクは他人に風邪を移さないためにしているのだが、不思議なことに、せっかくマスクをしているのに、人の顔の正面に自分の顔を持ってきて平然と立っているモアイ像も多いのである。

 

先日も、私は、このモアイ像の人と対面することになった。
その人は、本当につらそうに、咳はするは、熱もあるらしく息をぜいぜいしている。
しかし、その人は、顔の角度をなぜか、変えないのである。

 

私は、よほど注意しようかと思ったが、結局、自分の顔の角度を変えることにした。
しかし、それでも、その人は、気がつかないで平然と立っているのである。

 

私は、以前「満員電車の中のモアイ像」を、モアイ像がいる一方、人のことが気になって、悩み苦しむ人がいるという人間模様として書いた。
だから、あまり「人によく思われたい」と考えるのも、それこそ考えものだと書いたつもりである。

 

しかし、私は、「マスクをしているモアイ像」を見て、また、その間、私もビジネスマナーの本を書いていることもあり、改めてモアイ像を考えなければならないと思うようになった。

 

やはり、世の中には、どうしても、気がつかない人がいるのだ。
その気がつかない人に、どう気づかせるかも、ビジネスマナーではものすごく重要のことのように思えてきた。

 

というのは、電車の中の音漏れも、電鉄会社の人があれだけ車内放送などで注意を呼び掛けても、依然減っていない。
依然減っていないということは、依然、気づかない人がいるということの証明である。

 

それは、こんな電鉄会社の注意喚起に気づく人は、とっくに対策を取っており、気づかない人は、何を言われても、まさか自分のヘッドフォンから激しく音漏れしているなど想像だにしないからだろう。

 

そんなことを考えると、ビジネスマナーで失敗して赤い顔をする人や、不安に思う人などは、まったく問題がないことになる。
要は、そんなことを、思いすらしない人が問題なのだと思う。

 

このことは、ビジネスマナーに限ったことではない。
仕事でもそうである。一番の難敵は、やはり、気づかない人にどう気づかせるかである。

 

そして、この解は、やはり一つしかないと思う。
それは、言い続けることである。
言葉で、文章で、ブログなどで、言い続けることである。
やはり、「言葉の力」が重要だと考えている。

 

そして、言い続けることにより、わかってもらうしかない。

 

こんなことを考えると、おそらく、ブログの執筆者や読者というものは、人より感性がすぐれているのだろう。
感性がすぐれているから、さまざまな事象に関心を示すのだと思う。
そんな人の力を借り、言い続けるしかないと思っている。

 

モアイ像

 

 

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