同行してくれた上司に、「できる社員」は昼食の候補先を用意する

2024.03.08更新

 

上司と得意先に同行すると、昼時になることがあります。

上司から「ここで食事をしよう」と言われます。

そんなとき、昼食場所はどうしていますか?

 

得意先の訪問後、昼時になった

 

結局、ファミレスで食事をしたということはないでしょうか。

 

ファミレスでも悪くはありませんが、できれば

「この近くに昔ながらの洋食屋があり、安くて美味いです」

「この先の天ぷら屋は、カラっと揚がっていて人気なんです」

「あそこの店のロースカツは有名なんです。私も食べましたが、おいしかったです」

などと、「候補先」を言いたいものです。

 

その「候補先」は体験に裏付けられているとなおいいです。

 

このように上司に「候補先」をいくつか挙げると、上司も「そのロースカツ食べに行こうか」ということになります。

 

自分がその店に入ったという体験がない場合でも、

「たしかこの先に蕎麦屋がありました」

「ここからちょっと行くと寿司屋があります」

「流行っている中華料理屋がありました」

などと言いたいものです。

それが「候補先」になるからです。

 

 

昼食の候補を言いたいものだ

 

なぜ上司と同行しているのかも考えてください。

 

多くは、みなさんの仕事のアシストで同行してもらっています。

そのことへの気持ちが大事です。

 

そう考えると、得意先での用件を済ませたあと、上司と一緒に、昼食先をあっちの店、こっちの店と捜し歩くというのは、いささか失礼です。

 

上司に同行いただいたほんのささやかなお礼の気持ちとして、あらかじめ昼食の候補先をイメージしておく。

これはビジネスマナーの本には書かれていませんが、上司に対するマナーだと思います。

 

 

 

今のビジネスマンは、昼食はコンビニで買うことが多くなっています。

そのため、得意先近辺の店で食事をとることが少なくなっています。

そんなことから、昼食の候補先が思い浮かばないことも無理からぬことです。

 

しかし、得意先の行き帰りに、どのような店があるかくらいは目にとどめておいてもらいたいと思います。

 

そんな関心の寄せ方がビジネスの世界で生きるからです。

 

綾小路 亜也

 

なぜ「できる社員」はビジネスマナーを守らないのか

㉗ 「できる社員」は昼食の候補先を用意する から抜粋

 

 

 

 

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