サラリーマンで居続けることは難しくなっている

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ある人がこんなことをTwitterに書いていた。
「今の日本はサラリーマンで居続けることが難しく逆にリスクである」
まったくその通りだと思うのである。
そして、今の時代は、そんなことを感じ取っていないとサラリーマンで居続けることは難しいと思うのである。
また、居続けるリスクも考えておかないと、急遽大転機を迎えたときに、慌てふためくということになると思うのである。
その意味で、このツイートは非常に重くかつ極めて的を射ていると思うのである。

 

それでは、なぜサラリーマンで居続けることは、難しくなってきているのだろうか?
それは、各企業は「サラリーマンの働きに見合った報酬」を強く考え、これからもいっそう加速していくと考えられるからである。
そして、仕事の成果が報酬に見合っていれば、居続けられるということだと考える。

 

ここを整理すると、次のような図式になる。

 

仕事の成果>報酬
この場合は、企業はこの人たちの報酬を上げたり、役職を昇格させていくだろう。
しかし、これからの時代は、この群の人たちは、より自分を評価する先に転職したり、起業したりする動きをいっそう強めていくと思うのである。

 

仕事の成果=報酬
この場合は、役職と報酬が継続される。

 

仕事の成果<報酬
この場合は、役職やランクダウンが、またそれに伴って報酬ダウンがあると思われるのである。
そして、段々と、仕事の成果<報酬 の人は、企業に居続けられなくなっていく。
そんなことを言うと、「いや、そんな場合でも居続ければいいじゃないか」と言う人は多いと思う。
しかし、長年サラリーマンを経験してきた私から言えば、この群の人たちは、自分の処遇と評価をめぐり会社と摩擦を生じたりして、残念ながら去っていくことが多いのである………。

 

私がサラリーマンを始めた頃は、会社から「これからの時代は、4人に1人しか課長になれないぞ」と脅かされてきたが、実際はそんなことはなかった。
とにかく、一生懸命やっていることが重視され、一生懸命やってさえいれば、会社に居続けることはできたのである。
もちろん、成果による差は存在したが、大した差ではなかったのである。
つまり、一生懸命やっていればいいという時代は終わり、まさに成果によりサラリーマンの行く末が左右されるという厳しい時代になったということである。

 

ここで、私はみなさんに、とっておきのアドバイスを送りたい。
いつも私のブログを見ていただいているみなさまに、とっておきのアドバイスを送りたいのである。

 

こんな状況の中で、「成果、成果!」と言われると、サラリーマンの人は何をやっていいかわからなくなってしまうと思うのである。
気ばかり焦り、追い詰められてしまうのである。

 

問題の根幹を見極めてもらいたい。上記成果と報酬のバランスはなにを意味しているだろうか?
これは、生産性を意味しているのである。
すなわち、生産性が高い人は、生き残れるし、優位に立てるのである。

 

実は、この仕組みに気づいている人はだれかと言うと、外資系コンサルである。
外資系コンサルが書いた本をよく見てもらいたい。本のタイトルやサブタイトルに、でかでかと「知的生産」あるいは「知的生産術」と書いていないだろうか? 「生産」という言葉が使われていることに留意してもらいたい。
本当は、この「知的」という部分にも重要な意味があるが、はしょれば、外資系コンサルが書いた本は、生産性を上げるための本なのである。

 

そして、ここも、「生産性」と考えると、また、訳がわからなくなってしまうので、言葉を置き換えていこう。
生産性の分子は、なんだろう?
それは、生産物である。ビジネス社会では、生産物=成果物である。ここでもまた、成果物という言葉が出てしまう。
そして、ここで、成果という言葉を他の言葉に置き換えるのである。
「仕事の量」という言葉に置き換えてもらいたい。
しかし、厳密に言えば、「仕事の量」と「成果」とは違う。
それでは、より近い形の「こなしている仕事の量」ではどうだろうか?

 

そう、「成果、成果!」と考えると、ピンチを脱出できないのである。
「とにかく、オレは、仕事の量をこなすんだ」と思ってもらいたい。
「仕事の量」をこなすと考えれば、できそうな気がしないだろうか?
具体的イメージが湧くのではないだろうか?
もっと言えば、どんな些細な仕事でもいいから、自分が関わって、そして実際にやることにより「仕事の量」を増やしてもらいたいのである。
そうすれば、あなたは、絶対に生き残ることができる。
そればかりでない、必ず企業から重宝される。そして、そればかりでない。あなたは、「こんなにオレは仕事をやっているんだから、自分で事業でも起こしてみるか」と考えるかもしれないのである。

 

このことは、おそらく、どのビジネス書にもどのセミナーでも言われていないことである。
私も、実は、サラリーマン時代にこのことに気がつかなかったのである。そして、それ以降も、毎日のようにビジネス書を読んではいても気がつかなかったのである。
あなたは、もう一度、自分の頭で、この「仕組み」を考えて、ぜひ、会社にも、他の人にも優位にたってもらいたい。

 

 

 

 

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