仕事ができる人はシンプルに仕事の量をこなす人である

このエントリーをはてなブックマークに追加

2018.07.02記事を更新しました。

仕事ができる人はシンプルに仕事の量をこなす人である

「できる人」「一流の人」という名前がついたビジネス書は氾濫している。
しかし、その定義はきわめて曖昧だ。
これらの本に書かれているものは「できる人」「一流の人」ではなく、ほとんどは、それらの人の特徴である。
たしかに「そんな特徴はある」とは思うが、そもそも、できる人、一流の人ってどういう人かと考えると、読めば読むほどわからなくなる。

 

私はこの問題を長い間考えてきたが、仕事ができる人は、仕事の量をこなせる人ではないかと思っている。
そして、仕事ができる人が周囲に認められて一流の人になるのではないかと思う。
それを、世の中、よってたかって難しくしすぎているような気がする。
もしかしたら、難しくしないと本は売れないのかもしれない。また同じテーマを、手を変え品を変えることができないのかもしれない。

 

私の立てた仮説には、直観的なものがだいぶ入っている。
周囲を見回したとき、仕事ができる人は、人よりも量をこなしていると思うからである。
それに、仕事ができる人が暇そうにしているなんてイメージできない。
それに気づいた私は、「仕事はできる人に集中する」というブログをだいぶ前に書いたが、このブログへのアクセスは現在でも毎日のように続いている。
たぶん、みなさんも、なんとなく「仕事はできる人に集中する」と思っており、仕事ができる人=仕事が集中している人ではないかと薄々感じ取っているからだと思う。

 

私が立てた仮説を裏付けるような本もある。
外資系コンサルタントが書いた本だ。
みなさんもお気づきと思うが、外資系コンサルタントの本にはかならずと言ってよいほど、「知的生産」という言葉が使われている。
(前に書評した勝間和代氏の代表的な著書である『効率が10倍アップする 新・知的生産術』はこの典型である)
「知的生産」と言われると、なにがなんだかわからなくなってしまうが、その目的は生産性を上げることである。
外資系コンサルタントはまるまる1冊を使って、生産性を上げるための技術を紹介していると言っても過言ではない。
この生産性を上げるということについて、安宅和人氏は著書『イシューからはじめよ』で、「意味あるアウトプット」という言葉を使っている。非常に上手い表現だ。

 

要は、外資系コンサルタントは、生産性を上げる、意味あるアウトプット量を増やすという本を書いている。
それは、言い換えれば、仕事をより多くこなすということではないだろうか。
眼に見える形で、仕事量を増やすということではないだろうか。

 

こう考えると、私の仮説はあっているように思えるのだ。
そして、なぜ私がこれほどこの仮説にこだわっているかと言えば、冒頭にも触れたが、いまのビジネス書は読めば読むほどわからなくなってしまい、その結果、読者はビジネス書の内容をアウトプットしにくくなっていると思うからである。
「仕事の量をこなせる人になれ!」と言った方が、読者の頭にスーッと入っていきそうな気がする。
この頭にスーツと入ったならばしめたものである。
それならば、どうしたら仕事の量をこなせるかと考えを進めることができるからである。
この方がビジネスの現場の人には合っているような気がして仕方がない。

 

しかし、ここに問題がある。
「仕事の量をこなせる人になれ!」と言っても、にわかにこなせない人も多いからだ。
みんな、現在の手持ちの仕事でアップアップだと思う。
このように、仕事をこなしたくてもこなせない人をいかにして救うかというところが、ビジネス書の肝心要のところだと思う。
ここで解を出せなければ、ビジネス書の中身が現実の世界で生きることはないと思うのだ。

 

私は、仕事をこなしたくてもこなせない人には大きく分けると2つの問題が存在していると思う。
一つは個人の仕事の進め方の問題である。もう一つは職場環境などの環境の問題がある。
個人と組織双方でこの問題を考えないと、解決しないと思う。

 

(拙著『サラリーマンの本質』は、現実の世界の組織と個人の解決方法を書いたつもりなので、興味のある方は参考にしてもらいたい。 目次参照

 

 

 

 

 こっそり読まれています

ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!
ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!

本の目次

スマホで読む方法

 

 

◆新百合ヶ丘総合研究所の「人と違った存在になる」本のシリーズ

なぜ「できる社員」はビジネスマナーを守らないのか

企業で働く 営業女子が輝く35のヒント

印象アップに踏み切れない人が、ある日突然注目を浴びるハンコの押し方

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください