出張先での朝食は、上司がいるテーブルに座らない

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今度は、上司と主張した場合のことを考えてみよう。
昨日の夜は、社外の人との懇親会がだいぶ盛り上がった。
翌朝のホテルからの出発時間を決めて、あなたは自分の部屋に戻った。
そして、翌朝、あなたは眠い目をこすりながら、ホテルの朝食会場に向かう。
あなたは、トレーに色々なものを乗せて、席を探す。
上司の姿が目にとまった。
上司は、一人でテーブルに座って、すでに食事を済ませたらしくコーヒーを飲みながら新聞を読んでいる。
さて、あなたは、どうする?

 

あなたは、こうした場面をきっと経験しているのではないかと思う。
上司は、あなたより、たいがいが早起きであるから、こんな状況になることが多い。
こんな場合の、私の考えを言う。
正解はないが、こうしたときは、軽く上司に挨拶して、あなたは違う席に向かった方がいい。
どうしてだろうか?
一つは、昨夜のこともあり、上司は疲れているのである。一人でゆっくりしたいと思う場合が多いからである。
そして、もう一つは、あなたの上司は、すでに食事を済ませている。そんな上司の席に座ると、上司は、これから食べ始めるあなたに付き合わなければならないからである。
こんな場合、上司はコーヒーを飲んだあとは、自分の部屋に戻り、ゆっくりと支度して、出発に備えたいと思っていることが多いのである。
どうだろう? あなたはそんなことを考えたことがあるだろうか?

 

もちろん、上司は、あなたが、「そこいいですか?」とトレーを上司の向かいの席に置けば、頷いてくれるだろう。
しかし、あなたは、上司の立場に立って、考える必要がある。
昨夜の懇親会も、あなたが予想している以上に上司は気を遣ったのである。
また、あなたよりも年を取っている上司は、きっとあなたより疲れているかもしれない。
そんな上司のことを思う気持ちは、サラリーマン社会では非常に大切である。

 

しかし、あなたは、「そんなことないですよ。ウチの上司は、みんなと食事をするのが大好きですから」と言うかもしれない。
確かに、そういう上司もいる。
重要なことは、状況を見極めるということである。
全員が全員、あなたの思っているような上司ではない。
また、あなたが今話した「みんなと食事をすることが好きな上司」も、その日の体調ということがあるかもしれない。
そして、本当のところ、どう思っているかは、それは上司に聞いてみなければわからないものである。

 

なぜ、ここでこんな話を取りあげたかというと、上司は、自分が気遣いされているか、そうでないかはすぐわかる。
そして、やはり、自分に気遣いしてくれる人が好きなのである。
その感性というものが好きなのである。
私は、前に上司との関係は、些細なことの積み重ねでぎくしゃくする場合が多いと述べた。
気遣いも同じである。

 

それが、世の中には、上司を毎日毎日、得意先との接待に駆り出す部下もいる。
そんなときでも、上司は、きっと、場を盛り上げてくれるはずだ。
しかし、そんなときに、「上司の体調は大丈夫だろうか? 」「ここのところ、ちょっと接待が続いているので、××商事との接待は、少し日を空けようか?」「今日は、あまり飲ませるのはやめよう」………、こう考える気持ちが大事なのである。
それを、毎日毎日、得意先の前で、「課長、ググッといきましょう」と、お酒ばかりすすめている部下はダメである。

 

上司も人の子である。
そんな人へは、おもしろくない思いが募っていく………。
そして、この気遣いの話は、決して上司だけへのものではない。ビジネス全体にあてはまる話である。
得意先への気遣い、部下への気遣い、同僚への気遣い、みんな同じである。
その人の状況や立場を考えることは、非常に大切なのである。
この部分がないと、サラリーマン生活は、上手くいかなるのである。

 

 

ポイント
①上司の状況を見た気遣いは大事である。
②そして、気遣いはビジネス全体にあてはまることである。
 気遣いがないと、結局は、サラリーマン生活は上手くいかなくなる。

 

 

 

 

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