集団の中でも表情を作れると、忘れられない存在になる

集団の中にいることで、かえって目立つことがある。
集団の中では、みんな「真顔」で話を聞くが、話し手は表情を浮かべている人を見つけると好感を持ち、その人の存在が忘れられなくなる。
このことは、あなたも友人の結婚式のスピーチなどで経験していることだと思う。
だが、私たちは「人の話を聞くときは真剣に聞きなさい」と教わってきた。
真剣に聞く=「真顔」ではないのだ。

 

最近出版された「気づかい」や印象アップの本にも「真顔」のことが書かれている。
柳沼佐千子さんは、「『真顔』は他人から見ると『怖い顔』『感じが悪い顔』であることが多い」と指摘している。(『空気を読まずに0.1秒で好かれる方法。』柳沼佐千子 朝日新聞出版)

 

「真顔」は、なぜこわいのだろうか?
表情がないからだ。表情は「顔や身振りに表れた内部の感情・気分など」(三省堂『大辞林』)だから、その人がいま思っていることや感じていることがわからないから、こわいのだ。
大勢の人を前に話しをする人も、聞く側が「真顔」だと、自分の話を理解しようと思って聞いてくれているのか、そうでないのか、わからないかから不安になり、反応を見せない顔がこわく見える。
人は反応を見て、安心したり不安になったりするものだ。
そして反応を示すものは表情なのだ。

 

「真顔」はどんなときにしているのだろうか?
自分一人のとき、あるいは自分の心に自分しかいないときではないだろうか。
集団で話を聞くときも、「聞く側に徹しよう」と考えると、自分の心の中に相手はいないから、「真顔」になってしまう。
しかし、話し手は大勢に話しているかも知れないが、理解を一人ひとりに求めている。
ということは、話し手と自分との一対一の場面でもあるのだ。このことに気がつくと、自分の心の中に相手も入ってくるから、二人で会話をしているときのような表情が生まれる。
集団の中でも一対一の場が形成されていることに気づくか、気づかないかで大きな「差」が生まれるのだ。

 

 

「しぐさ」は、「ある事をするときの態度や表情」(三省堂『大辞林』)だ。
ここに、「表情」が入っていることに着目いただきたい。
話し手は、表情を見せながら聞いている人に必ず目がとまる。
好感を覚え、その人のことを知りたくなる。
ビジネスマナーの本には書いていないことだが、最も「差」が出るポイントだ。
そのような形で、上役の目にとまり出世していった人は多い。

 

綾小路亜也

 

 

 

 

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