満員電車の中で、足の逃げ場がない!

2018.06.27記事を更新しました。

満員電車で立っているとき、足を揺れた電車に合わせて移動しようとしたその瞬間、「あっ、足の逃げ場がない!」と思ったことはないだろうか?
床に人のボストンバッグが置いてあったからである。

 

そんなとき、足の逃げ場がなくなるから、不自然なほど狭い歩幅で、しかも足が揃った形で、次の駅で人が降りるのを待たなければならなくなる。
この足が揃っている狭い歩幅はたいへん危険である。
お年寄りなら、電車が揺れた瞬間に骨折という事態になりかねない。

 

電車の床に荷物を置くことが、なぜ危険かといえば、満員電車で立っているときは下に置いてある荷物が見えないからである。
そして、電車の揺れなどに合わせる瞬間に、足の逃げ場がないことに突然気づくから、瞬時の動作が追いつかない。
そのため、この瞬間に骨折という事態も十分に考えられる。

 

高齢者化が進む中、こうした事故は増えてくると思われるので、電車の床に荷物を置くということは、たいへん危険だということを共有したいものだ。
しかし、床に荷物を置く人は、「満員電車では網棚に荷物を置くことはできない。それならば、どこに置くのか?」と言うだろう。
その答えは、たとえ重くても、自分の体の前で持つしかないのである。

 

私は、電鉄会社は「手荷物やリュックは前に抱えてご乗車ください」と言うのではなく、そろそろ、「理由」もしっかり言う時機に差しかかっていると思う。
最近は少しずつリュックを前に抱えて乗車する人が増えてきたが、それでも、相変わらずリュックを背負って電車に乗り込む人は、まだまだ多いからである。
この人たちは、いまだにリュックを前に抱える意味がわかっていない。
電鉄会社は、「リュックを背負ってご乗車すると、後ろの人の顔などにリュックがあたり、たいへん危険です」「手荷物を床に置くと、手荷物につまづくお客さまがいますので、たいへん危険です」と「理由」を言うべきだと思う。

 

いま、日本地下鉄協会は、「マナーは気くばり 思いやり」というポスターを電車の中に掲示している。
そのポスターの中に、「気づいてないけど、あたっているよ」と書かれた、傘が人にあたっている一枚の絵がある。
とてもよい取り組みだとは思うが、傘が人にあたるということは、たいへん危険なことである。
人の目に入れば、失明の危険だってある。
そうした観点で考えると、「気づいてないけど、あたっているよ」で終わるのではなく、その下に「たいへん危険です!」を入れた方がいい。

 

マナーは、わかる人にとってはピンと来るが、わからない人には、やはりピンと来ないのである。
理由を示すことにより、みんなで共有したいものである。

 

綾小路亜也

 

 

(関連記事)「電車の中のマナーは理由がわからないと守れない」(下記ページを参照下さい)
http://shinyuri-souken.com/?p=29766

 

 

 

 

 

 

 

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