2024.04.19更新
多くの会社では「さん付け運動」を推進している。
トップや上司を呼ぶときも○○さん、△△さんと呼ぶ。
問題は、みなさんが上司からどう呼ばれているかだ。
このことと、出世は無関係ではない。
たぶん、みなさんが若かったときは、名前を呼び捨てにされ、
みなさんが経験を積んでいるときや、管理職などの地位にいるときは、さん付けで呼ばれているのではないだろうか。
私は、そんな呼ばれ方が暗黙のルールだと思っていた。
しかし、私は会社生活の半ばを過ぎたころから、そうではないことに気づき始めた。
役職が上の人は、他部署の職員を含め、自分の身近にいる人には、名前を呼び捨てにしていることを知ったからだ。
なかには、ファーストネームで呼ぶ役員もいた。
私は、それが「距離感」ではないかと考えている。
もちろん、上の人から「さん付け」で呼ばれることは、今の時代適切な呼ばれ方だ。
しかし、問題はその「さん付け」の響きだ。
「さん付け」への心理である。
「さん付け運動」は上下関係のスムーズな意見交換を目的にしているが、
さん付けをしたり、されたりすることで、逆に冷たく映るときもある。
「さん付け運動」の趣旨からは外れるが、
上の人から名前を呼び捨てされるということは、距離感が近いということだ。
また能力まで認められている証拠だ。
みなさんが急に上の人から、名前を呼び捨てにされたり、ファーストネームで呼ばれるようになったら、チャンスだ。
それは、距離感が近くなったことを意味している。
存在が認められたということであり、
能力も一目置かれたということだ。
綾小路 亜也
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上の人からさん付けで呼ばれない関係を作る から
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